不動産投資に興味を持った方は必ず読んで欲しい3つの盲点

不労所得に不動産投資をオススメされてすごく興味深々!!



誰でもできるし、サラリーマンの副業に良いらしい・・・



ちょっと待って!良いところばかり期待してると、思ったより費用がかさんで、実際こんなはずじゃなかったって思いがちです・・・
リスクも把握しておきましょう!
実際に、毎月6桁の不動産収入のある筆者ですが、思っていたよりも実際はお金が出ていくな、という印象をすぐに持ちました。
リスクを減らすための費用もかかってきます。
実際にやってみないとわからない?!
「リスク」と「思ったよりかかる費用」と「リスクを回避する方法」について、順番に、詳しくお伝えしていきます。
不動産投資は本当に稼げるのか?
不動産投資に興味を持って、担当の方に説明してもらったり、実際にシミュレーションして、「これならいける!」「儲かる!」と、ローンを組んで不動産を購入する方もいらっしゃることでしょう。
ローンを組んだとしても、入ってくる家賃の方が高かったら、そのプラス分が利益になるからオススメ!と実際に言われていますし、思いがちな不動産投資・・・。
本当に稼げるのでしょうか?耳障りの良い言葉だけ頭に入ってきていないか心配です・・・。
有り余るほどお金がある人は失敗しても他で取り返せるでしょうけれど、サラリーマンや公務員など、そんなに余裕はないけれど、収支でプラスになるからと、借入金で不動産投資をする人は、失敗すれば多額の借金で、人生が狂ってしまうことにもなりかねません。
美味しい話は美味しいだけではない、と思いましょう。
上手くいけば、稼げます。
だけどリスクもあります。
リスクをちゃんと知った上で、賢く選んで、賢く不動産投資をしましょう!
耳障りの良い言葉の方がどうしても、頭に残りやすいです。
リスクが実際に起こってからでは遅いので、後悔しないように必ずたくさん見聞きしてリスクを考え、リスクヘッジを必ず行いましょう。
不動産投資とは?
そもそも、「不動産投資」とは何でしょうか?
簡単に説明しますと、家、マンション、駐車場などの不動産を所有し、貸し出すことにより、賃貸収入を得ることです。
元々、資産として保有している方は良いのですが、これから始めようとする人は、まず購入するところから始めなければなりません。
数百万、数千万円もの世界・・・
長い目で見て本当に稼げるのか、
ただ保有して貸して収入を得るだけではない、実際に必要な経費や、
手間、トラブル等、解説していきます。
その前に・・・
不動産投資は誰にでもできるの?
不動産投資はお金さえあれば誰にでもできます。
手元にお金がない人は、銀行でローンを組んだりしてお金を借りて、不動産を購入します。
手元にお金がないのに購入するの?!と思う方もいるでしょう・・・
ですが、ローン返済額と賃貸契約料の差額が収入であり、不動産は自分の物なので資産になるということなのです。
それで、ローンの審査が通りやすい公務員やサラリーマンに、よく、おススメされているのです。
本当に稼げるの?不動産投資のメリットデメリット
不動産投資のメリットは先ほども書きましたが、自分の資産になる、家賃収入分稼げるということです。
デメリットは、
ということです。デメリットは次の章に続きます。
ここで失敗する!!必ず知っておくべき盲点3つ!!!
(「家賃収入」ー「ローン返済分」)の差額が収入だと思いがちですが、本当にそうでしょうか?
実際、不動産を運営してみると、あまり大きくは言われていない支出も結構あるんです。
盲点その1.支出も多い
不動産投資をする上で、継続的に必要な支出を書いていきます。
※購入直後は一時的にもっとありますからここでは述べません。
- ローン返済(ローンで購入した人のみ)
- 固定資産税
- 管理組合費
- 管理会社費
- 修繕費
- 税金
- その他
それぞれについて、詳しく説明していきます。
①ローン返済
言うまでもないですが、ローンを組んで購入した人は、毎月一定額の引き落としがあります。
②固定資産税
固定資産税は不動産を購入した人は、毎年必ず支払わなければなりません。
固定資産税は、不動産のある場所、面積などによって違いますので、調べてから計算しなければいけません。
実際、私が固定資産税を支払っているのは2軒ですが、面積が小さい方が4倍も高いです。駅近くの人気のあるエリアだから地価も高いのです。結構じわじわとくる金額です。
③④管理費
マンションの管理組合に管理費を支払っていますが、さらに、不動産の管理をお任せしている管理会社にも毎月支払っています。「管理」という名目では同じですが、やっていることが違うので2つになってしまうのです。
管理組合がないアパートなんかは②の管理組合費は必要ないですが、③の管理会社への支払いは必要になってきます。
自分で全て対応するよ!という方は、③の管理会社への支払いも必要ありません。
ですが、設備が故障した時の修繕、苦情などのトラブル対応、空き室になったときの募集も自ら行わなければなりません・・・
それって、結構大変ですよね・・・
特に、入居者募集などは個人でするのは大変だと思います。
私が運営している不動産は、駅近で子育てしやすいエリアで転勤族が多いので、これまで13年もの間に、2度程、3月に急遽、退去するという事例がありました。
いきなりですので、「しばらく収入がなくなるかな〜」と心配になりました。
しかし、私が頼んでいる管理会社は、法人に強い管理会社ですので、2週間以内に法人契約を取ってきてくれましたので、今も安心してお任せしています。
給湯器の調子が悪い時も、住人とのやりとり、業者とのやり取り、見積もり提出→業者による交換を行ってくれ、家賃収入からの相殺をしてくれました。
この部分を自分で行うのは骨が折れます。
苦情対応なんて考えるだけでも大変そうです。
そういった部分を全てお任せできるので、何もない時でも保険のような安心感がある管理会社への委託は、必要経費だと思っています。
⑤修繕費(修繕積立金)
マンションですので、管理組合の規則にのっとって、修繕積立金を積み立てています。管理組合がない場合は、自身で積み立てるなり考えておかないと、いざというときの修繕金が家計を大打撃してしまいます。準備しておくべきです。
当然ですが、何かが故障したり、消耗したりした時には、修繕費用がかかります。オーナーとして最低限住みやすいようにする必要があるので、早急に対応しなければなりません。
⑥税金
当然ですが、不動産収入には税金(所得税)がかかります。サラリーマンですと、給料収入の税金は源泉徴収されていますが、不動産収入を確定申告をした後に、追加で支払わなければなりません。
⑦その他
①〜⑥が主な支出ですが、現地や管理会社に向かうための交通費や、電話代、管理会社に頼まない人は広告費など、様々な支出があります。
以上のように、合計すると結構な支出があるので、家賃収入が全て自分のお金(使えるお金)というわけではないので、後に支払う時に、「えっ!こんなに?」ってならないように準備が必要です。
盲点その2.管理しなければならない
上記の管理費のところで書きましたが、管理を自分でする場合は、管理費はかかりませんが、その分、自分で住民からの要請や苦情対応、入居者募集、修繕などの対応をしなければなりません。
得意な人はできるでしょうけれど、それなりに大変なことも起こることがありますので注意が必要です。
盲点その3.空室になる可能性がある
これが意外な盲点だと思われます。すぐに入居者が決まるといいのですが、決まらない場合は、もちろん収入がゼロです・・・
ですので、不動産を購入する前に、入居者が入りそうな物件かどうかじっくりと考える必要があります。
間違っても、お得だから・・・等で、飛びつかないように注意しましょう。
私は、駅が近いこと、転勤族が多くて子育てしやすいエリアであること、これが決め手でした。
法人に強い管理会社にお任せしていることもあって、転勤族の家族にすぐに入居していただけていますし、家賃も高めです。
物件選びは最重要事項です!!!
しっかり選び、しっかり運用すれば、必ずや富をもたらしてくれるのも、不動産投資なのです。
まずは情報と知識を得ることからです。
おわりに
不動産投資は買って安心ではありません。
継続してお金も対応も必要になのが不動産投資です。
対応を任せるならその分のお金もかかります。
不動産投資では、空き室になって失敗する人もいるようですので、失敗しないように、十分リスク対策をしてから実行してくださいね!
上手くできれば、安定した不労所得を得て、悠々自適生活への一歩を踏み出すことができるでしょう。