我が家にはアレルギー持ちがいるので、お肌に優しい自然のものをよく使うようになりました。
これまで長年色々と試して来ましたが、その中でも今でも手元に置いて使っているものをご紹介していきます。
この中の1つだけでも、家に置いておくと重宝すること間違いなしです^ ^
蕁麻疹とニキビ
蕁麻疹(じんましん)を多発する長男
現在高校生の長男が2歳の頃、特に暑い時期が多かったように思いますが、たびたび蕁麻疹を出しては救急病院へ駆け込むことが多数ありました。
何度も何度も繰り返していると、病院の受付で待っている間に蕁麻疹が引いてくることに気がつきました。
アレルギーの時に出る湿疹とは違うので、蕁麻疹の原因は特定できませんでしたが、「時間が経つと引く」のはわかりました。
それに、夜に外に出ると、涼しいですね。
病院の待合室も・・・。
家ではクーラーもありますが、
爽やかな空気、
夜の静かな待合室、
など、落ち着く要素もあったように思います。
親の私たちの気持ちが、プロにお任せできるという安心感から落ち着くということもあったことでしょう。
夜になるとたびたび出る蕁麻疹・・・。
まただ・・・、今回も病院に着いて少ししたら引くかもしれない。
夫と、「連れて行こうか、少し様子を見ようか?」
ものすごく痒がっている長男を前に、答えの出ないやりとりが続きます。
とにかく痒がってるのをどうにかしてあげないことには!!
長男がアレルギー持ちで生まれたことで、いろんなことが激変した我が家では、とにかく肌が弱い子どもの肌には体に優しい刺激の少ない自然のものを、という意識に変わっていました。
蕁麻疹(じんましん)とは
蕁麻疹(じんましん)に馴染みがない方もたくさんいらっしゃることでしょう。
蚊に刺されるとぷっくりなりますよね、それが全身または一部だけど広範囲に多数でき、とても痒い状態です。
当時、写真を撮る余裕がなかったので、残っていませんので、フリーの写真から近いものをお借りしてきました。
こんな感じのものが全身に出ていました。

時間が経つにつれ、隣り合わせの出来物が合体していき、大きくなっていき、その後沈静化していく流れでした。
公益社団法人 日本皮膚科学会の蕁麻疹のQ&Aのページによると、蕁麻疹の原因には以下のようなものがあるということです。
肉、卵、乳製品、穀類・野菜、食品添加物、薬剤、植物・昆虫、感染症、物理的刺激、運動・発汗
より詳しい指定物はこちらをご覧ください。→ 日本皮膚科学会 蕁麻疹の原因・誘因
いかがですか?
想像以上に多岐にわたると感じた方も多いのではないでしょうか・・・。
蕁麻疹が出ると、食べ物や接触、刺激を疑うことが多いですが、他にもたくさんありますね。
私は一時期、夏の一番暑い時期に、シャワーを浴びると蕁麻疹が出ていたことがありました。
上の原因と照らし合わせてみると、日光・発汗・刺激と順番に肌に負担がかかった状態での発症ということだったのですね。
こちらにも書いていました。→ 風呂上がりに出るブツブツもそうですか?
長男はアレルギー持ちですので、食べ物の可能性もありますが、夏の暑い時期が多かったので、日光や発汗なども考えられます。弱っているときに刺激を受けて、ということも考えられます。
だいたい1時間くらいで引くことが多いようですので、夜に外に出てひんやりして落ち着き、眠りかけた頃に引くパターンだったことがわかります。
検査は必要?
上述の通り、蕁麻疹が発症する原因は多岐にわたるので、これ!といって特定するのは難しいかもしれません。
しかし、直前の行動などを見返してみて、大体、これかな〜という事柄2、3個には絞れるかもしれませんね!
しかし、ひどい蕁麻疹を多発する場合や、これといった原因が考えられない場合などや、原因をしっかりと特定して、しっかりと対処したい場合などは病院で詳しく検査をしてもらったほうが良いことでしょう。
我が家の場合は、よく出るアレルギーの湿疹とは違うものの、アレルギー持ちで肌への影響がすぐに出る長男ですので、特定はできませんが、食品や刺激物などだろう、と考えていました。
乳幼児の採血は大変です・・・。
アレルギーの検査、生後1ヶ月でのRSウイルスで入院した時と、採血では良い思いをしていないので、蕁麻疹ではそこまでして特定するまではないと思い、長男は検査はしませんでした。
蕁麻疹で痒いときに行ったこと
炎症を起こしているので、体が暑いので、氷などで冷やすと少し楽になります。
色々と調べて、手に入れたのが、抗炎症作用のある精油のティーツリーの水「ティーツリーウォーター」です。
これをコットンに浸し、蕁麻疹にピタピタすると、ひんやりしてスーッとして気持ちよく、それをしている間に寝てくれるようになりました。
それからしばらくは、この「ティーツリーウォーター」が手放せず、何度も購入していたのですが、数年後、廃盤となってしまいました(泣)
ですので、代わりに他のブランドのものや、他のアロマウォータなどを試してみたりしましたが、蕁麻疹を発症することがだんだんなくなって来ましたので、しばらくして長男にアロマウォーターを使うことはなくなりました。
ティーツリー(ティートリー)の効能

ティーツリーは天然の抗生物質と聞いたことがあります。抗菌・抗ウィルス作用があり、殺菌効果に優れています。
また、蕁麻疹の時もそうですが、炎症を抑える、抗炎症作用もあり、万能薬の代わりとして皮膚のトラブルに効果があります。
殺菌、免疫力アップに優れている万能薬的存在で、過去、ヨーロッパの軍隊でも使われていたほど。
体への作用:去痰、抗ウイルス、抗真菌、発汗、免疫促進、強心作用
アロマテラピー精油事典、すべてがわかるアロマテラピー大辞典より
抗寄生虫、抗菌、強壮、循環促進、創傷治癒、免疫調整、リンパ刺激
心への作用:刺激作用
その他の作用:殺菌、消毒、殺虫作用
蕁麻疹の項目には、カモミール、シトロネーラ、マヌカ、ラベンダー、ローズ他、私が知らない精油も書かれてありました。逆にティーツリーはなかったので、そちらを先に試した方がいいかもしれません。抗炎症が共通作用です。
ニキビにも良い?
ティーツリーの抗菌作用と抗真菌作用が、ニキビにも良いというので、現在、思春期ニキビ(マスクの影響も多々あり!)に悩む長女のために、久しぶりにティーツリーの精油を購入しました。
試してみたところ、翌日赤みが少し引いていました。
現在進行形で効果を検証しているところです。
また、運動の後の汗拭きに、市販の汗拭きシートも良いですが、せっかく天然の抗菌作用のあるものが家にあるのだから、手作り汗拭きシートを作ってあげて、ジップロックに入れて持って行っています。
匂いには好き嫌いがあるようですが、私と長女は好きなのでよかったです。
車の中が爽やかな香りになり、すっとした気分になれます。
おわりに
今回は、蕁麻疹、ニキビ、汗拭きにと出番の多いティーツリーをご紹介しました。
次回もお楽しみに♪




